未利用魚・低利用魚とは?

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未利用魚とは、問題なく美味しく食べられるのに規格外や傷が入っているなどのなんらかの理由により市場に出回らず利用されていない魚のことです。
低利用魚は、少しは利用されているけれども一部に限られており、あまり市場に出回っていない魚のことです。未利用魚と低利用魚(ていりようぎょ)を組み合わせて、未利用・低利用魚と併記されることもあります。

未利用魚・低利用魚

そもそも何故、未利用魚・低利用魚になるのでしょうか?主な理由は以下のとおりです。
1)規格外
野菜も魚も流通させて価格を設定する為に規格があります。この規格に合わずに大きすぎたり、
小さすぎたりすると味は美味しくても、市場に流通することがありません。

2)見栄え
日本の市場は見栄えも重視しています。網などにより傷がついてしまった魚や見栄えが悪い魚は
セリにかけられなかったり入札されない場合があります。

3)労働力不足
水揚げの際に、そのままでは食べることが出来ずに加工することが必要な魚もあります。その場合
加工する為の労力を考えると採算がとれない為に、未利用魚にしてしまうことになってしまいます。

4)産地加工労働力の低下
鮮度落ちが早い魚、すぐ下処理が必要な魚、そのままでは美味しく食べることが出来ない魚は
加工する労働力や時間がない、採算がとれないことから未利用魚になる場合があります。

5)漁獲量が少ない
全国的に漁獲されている地域が限られている、漁獲方法が普及されていないことから未利用魚/低利用魚になる場合もあります。漁獲量が少ないと流通するのに充分な規格を揃えることが出来ない為に需要もなく未利用魚/低利用魚になってしまうということです。

未利用魚になってしまうのは、規格外、見た目もありますが本当は美味しいのに漁獲量が少なくて
知名度が低く、身近じゃないので需要が低く、調理方法が分からないということも根強い原因としてあります。なので、地元でだけ食べられている絶品の魚介類というのも全国には沢山あります。

近年ではSGDSの観点からも未利用魚/低利用魚が注目されています。

調理方法が分からない方の為に魚をカットして調理・味付け済みの未利用魚/低利用魚をサブスクで販売してくれている会社も増えてきました。
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未利用魚(みりようぎょ)/低利用魚が注目されるわけ

近年はSDGSの観点からも未利用魚/低利用魚が注目されています。
単純にせっかく漁獲された魚になんの問題もないのに廃棄されるということは、非常にもったいないことです。それ以外にも以下の理由で未利用魚/低利用魚を活用する方法を検討されはじめています。

日本の漁獲量の低下

日本の漁獲量は年々低下しています。
水産省によると1984年のピーク時に1.284万トンだった漁業・養殖生産量は。2016年には436万トンになりピーク時の約3分の1まで減少しています。

漁獲量の減少の主な原因は、乱獲と気候変動による海水温の上昇と言われています。

一昔前は庶民の味方だった「さんま」も最近では、すっかり高級魚の仲間入りです。
ただ、気候変動による海水の温度の上昇により漁獲量がかなり減った魚もありますが、変わりに
今まで廃棄されてきた未利用魚/低利用魚に注目が集まっています。

未利用魚(みりようぎょ)/低利用魚を利用する為に

未利用魚(みりようぎょ)/低利用魚を利用する為に近年では、各県でも給食に取り入れたり
未利用魚(みりようぎょ)の商品開発、未利用魚の紹介や食べ方・調理法などを広める努力を
はじめています。

 ちなみに私は西日本出身なのですが、北関東に引越した際に「もうかさめ(モロ)」を
スーパーで初めてみて「なんだこの魚は?」とずっと疑問に思って調理法が分からず、手にとったこともありませんでした。でも、子供の給食で「もうかさめの佃煮」や「モロの竜田揚げ」がよく登場し美味しいということ
そして「もうかさめ」はサメの一種だと教えてもらってビックリしたのですが、おそるおそる
食べてみると、すごくタンパクで美味しいと思いましたが未利用魚も、そんな感じなのでしょうね。

 未利用魚を知って、調理法さえ分かれば美味しく頂けて新しい流通が生まれます。

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